Solaris8 のノートPCへのインストール(力技インストール)

※※ この方法は、機種によってはノートPCを分解する必要があります。 ※※

IBM のThinkPad シリーズのように容易にハードディスクの取り外しができない機種の場合で、腕に自信のない方や、ノートPCの分解方法がわからないという人は、この方法は行わない事をお勧めします。確実にハードを壊すでしょう。 (筐体や最悪基盤など。)また、腕に自信がある人でも、メーカ保証も受けられなくなることを覚悟の上で行ってください。
※※ ノートPCを壊しても自己責任です。十分考慮の上このページを参照下さい。  ※※


IBM ThinkPad 390 は、10円玉1枚で容易にハードディスクの交換ができます。で、今回は、ThinkPad390 を用いて2.5インチノートPC用ハードディスクに Solaris8 をインストール後、ターゲットである Thinkpad235 に移し、ThinkPad235 で Solaris8 を動作させます。

今回は、ThinkPad235 標準の3.2GB ハードディスクを交換するついでに、Solaris8 を載せてみました。

まずは、ThinkPad 390 の内蔵 CD-ROM を使って、通常とおりに Solaris8 をインストールします。CDE 関連の設定(kdmconfig)はやっぱりスキップして設定します。

install が終了したら、2.5インチノートPC用ハードディスクを Thinkpad235 に戻します。補修マニュアルの手順に従えば、分解 => ハードディスク交換 => 組み立てまで、10分程度でできます。

※:IBM のノートPCは、分解するための保守マニュアルが IBM のホームページ、およびインフォクリエイツより入手できます。ですので、Solaris8 を導入するために ThiknPad を分解しようと思っている方は、上記 URL より「保守マニュアル」を入手し、分解方法を理解の上作業することをお勧めします。・・・・・こういう保守マニュアル以外にも、ドライバー類もそうとう古い機種までちゃんと取り出せるようにしてあるし、こういう細かい部分でのサポートの良さが、私が IBM のPCを好きになっている理由で、日本のPCメーカには無い魅力です。(特に、家電メーカからPCへ参入してきたところには、十分考えてほしいところです。)

さて、ハードディスクを戻してノートPCを組み立てたら、起動します。まずはいつもの「Solaris Device Configuration Assistant」画面が出るので、PCMCIA controller を手動で設定して先に進みます。

「Boot Solaris」の画面も、[F2_Continue]を押して先に進みますが、その前に以下の画面の情報を控えます。

「Boot Solaris」の画面から[F4_Boot Tasks]を押す。

「Boot Tasks」の画面で上から2段目の View/Edit Property Settings に移動し[スペース]キーを押し選択の後、[F2_Continue]を押す。

「View/Edit Property Settings」の画面の最下行にある bootpath に移動し[スペース]キーを押し選択の後、[F5_Delete]を押す。

[F2_Continue]を押し「Boot Tasks」の画面に戻り、[F3_Back]を押し「Boot Solaris」の画面に戻る。エラーはそのまま[Enter]を押して通過。

「Boot Solaris」の画面からカーソルを移動しDISKに移動後、[スペース]キーを押し選択の後、[F2_Continue]を押す。

起動しても環境が変わっているので maintebance でしか起動しません。

can't open device /dev/dsk/c1d0s0
/dev/rdsk/c1d0s0: CAN'T CHECK FILE SYSTEM.
/dev/rdsk/c1d0s0: UNEXPECTED INCONSISTENCY: RUN fsck MANUALLY.

fsck をかけてもまったく無駄なので、このメッセージは無視します。

root のパスワードを入力し、ログインします。

この後、/dev/dsk, /devices の作り直しをします。/tmp などは書き込みができるので、/tmp に作業用ファイルを作成します。

# mount /tmp
# mkdir /tmp/devices
# drvconfig -r /tmp/devices
# disks -r /tmp

とりあえず、ディスク関連のファイルが作成できたら、/ を再度マウントします。

# mount -F ufs -o remount /tmp/dev/dsk/c0d0s0 /

※c0d0s0 はそれぞれの環境で変わりますが、Solaris 単体で入れてあるディスクであれば、c0d0s0 だと思います。

これで / に書き込みができるようになるので、あとは通常の通りの/dev/dsk, /devicesの作り直しをすればOKです。

# drvconfig
# disks -C
# sys-unconfig
これで完了。あとは、再起動すると Device Configuration Assistant の画面が出るので、ここで Boot Solaris の画面で F4_Boot Tasks を押す。

「Boot Tasks」の画面で上から2段目の View/Edit Property Settings に移動し[スペース]キーを押し選択の後、[F2_Continue]を押す。

「View/Edit Property Settings」の画面の最下行にある bootpath に移動し[スペース]キーを押し選択の後、[F3_Change]を押す。

[Specify Property Value]画面の、Property: bootpath を入力後、[F2_Continue]を押す。

「View/Edit Property Settings」の画面に戻るので[F2_Continue]を押し、「Boot Tasks」の画面に戻り、[F3_Back]を押し「Boot Solaris」の画面に戻る。あとは通常とおりの起動を行えばOK。

でも、これでもうまくいかない場合(いくつかのノートPCで発生)、/ 直下のところにできている、たとえば pci@0,0 などのディレクトリ(起動時に出てくるメッセージと同じ)に入って、その中のディレクトリをチェック、表示されたメッセージと異なっていればリネームするなどして合わせておきます。

# cd /pci@0.0
# mv pci-ide@1,1 pci-ide@2,1

これで完了。

あとは、再起動すると Device Configuration Assistant の画面が出るので、ここで Boot Solaris の画面で F4_Boot Tasks を押す。

「Boot Tasks」の画面で上から2段目の View/Edit Property Settings に移動し[スペース]キーを押し選択の後、[F2_Continue]を押す。

「View/Edit Property Settings」の画面の最下行にある bootpath に移動し[スペース]キーを押し選択の後、[F3_Change]を押す。

[Specify Property Value]画面の、Property: bootpath を入力後、[F2_Continue]を押す。

「View/Edit Property Settings」の画面に戻るので[F2_Continue]を押し、「Boot Tasks」の画面に戻り、[F3_Back]を押し「Boot Solaris」の画面に戻る。あとは通常とおりの起動を行えばOK。

「Select a Locale」 の画面に変わるので、 以降は通常のインストールの方法で進めていくことで、起動すると思います。(今とりあえず格闘中です。)


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